ハリネズミと一口に言っても、世界にはたくさんの種類のハリネズミがいます。
犬にチワワや柴犬などの種類があるのと同じです。
しかし、多くの人はハリネズミの種類をあまり知らないようです
ハリネズミを飼育している人でも全く種類を知らない人も多いです。
そこで今回はハリネズミの代表的な種類を3種類紹介します。
ハリネズミの代表的な種類
エリーナ
夜露
エリーナ
夜露
エリーナ
夜露
エリーナ
ヨツユビハリネズミ
最初に紹介するハリネズミは「ヨツユビハリネズミ」です。
「ヨツユビハリネズミ」は日本で飼育出来る唯一のハリネズミです。
その名の通り手足の指が4本なのが特徴です。
白い毛と鋭い針をまとった姿が印象的で、多くの人がイメージするハリネズミはこの「ヨツユビハリネズミ」という種類になります。
これらは別種というわけではなく、いずれも同種(ヨツユビハリネズミ)です。
ナミハリネズミ
次に紹介するのは「ナミハリネズミ」です。
「ナミハリネズミ」は「ヨーロッパハリネズミ」とも呼ばれます。
主な生息域はヨーロッパになります。
「ナミハリネズミ」は白い毛を持つ「ヨツユビハリネズミ」とは違い、黒い毛に黒い針を持つ姿が印象的なハリネズミです。
日本でも昔は飼育可能なハリネズミでしたが、無責任な飼い主による飼育放棄が後を絶たず、そのうちに野生化が進んでしまい、今は特定外来生物に指定されているため飼育することが出来ません。
日本ではなかなかお目にかかれませんが、一部の動物園では展示されていることもあるので気になったら動物園を訪れてみましょう。
オオミミハリネズミ
最後に紹介するのは「オオミミハリネズミ」です。
「オオミミハリネズミ」はインドやモンゴルなどアジア地域に生息しています。
「オオミミハリネズミ」は「ヨツユビハリネズミ」と色や形は似ていますが、「ヨツユビハリネズミ」に比べて耳が大きく鼻が少し長いという特徴があります。
「オオミミハリネズミ」も「ナミハリネズミ」と同じく、特定外来生物に指定されているため、日本では輸出入はもちろんのこと、無許可での飼育や繁殖などは出来ません。
まとめ
以上が代表的なハリネズミの種類です。
名前ぐらいは聞いたことがある人もいるかもしれませんが、姿や特徴を知っている人はあまり多くないのではないでしょうか。
今回紹介した中で飼育可能なハリネズミは「ヨツユビハリネズミ」だけです。
他の種類は無責任な飼い主が飼育放棄をしたことにより野生化が進んでしまいました。
その結果、特定外来生物に指定され、日本での飼育は禁止されてしまいました。
ハリネズミはとても愛らしいけれど、外来種であることは忘れてはいけません。
小さいハリネズミも野生化すれば日本の生態系を脅かしてしまいます。
これ以上飼い主の勝手で無責任にハリネズミを捨てると、現在飼育可能な「ヨツユビハリネズミ」もいずれ飼育禁止になってしまうかもしれません。
ハリネズミを日本でペットとして飼育し続けることが出来るよう、飼う時は必ず責任を持って飼うようにしましょう!
エリーナ
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