ハリネズミにお風呂は不要ですが、ホイールを走って足が汚れることもあります。
それを見るとお風呂に入れたくなるのが人間の性だと思います。
当サイトは水風呂より砂風呂推奨派ですが、今回はお風呂に入れたい人たちに向けてお風呂の入れ方を解説していきます。
間違った入浴方法は絶対にしないでください。
ハリネズミとお風呂
夜露
エリーナ
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ハリネズミは水が苦手!
まず第一にハリネズミは水が苦手という理由が挙げられます。
水辺に住む生き物ではないですし、水浴びをすることも泳ぐこともありません。
本来しない行動を無理矢理させているので、ストレスがかかっているはずです。
もちろん個体差はあると思います。
水が平気な子、泳げる子、好んで足を浸けたがる子。
色々な子がいるのは間違いありませんがそれは少数ですし、ハリネズミを無理矢理水に慣らしているだけで、実際はストレスがかかっていることも珍しくありません。
それにお風呂で綺麗にさせたいというのは人間のエゴ以外の何物でもありません。
本来は砂遊びで十分汚れは落ちますし、ハリネズミは毛繕いだってできます。
そのため、そんなに無理して入浴させる必要は本来ありません。
ハリネズミの耳に水が入ると……
次の理由としては健康上の問題です。
ハリネズミの耳に水が入ると、最悪の場合死んでしまいます。
死ななくても病気や怪我の原因になることもあります。
耳に水が入らなくても一瞬でも溺れたら・・・。
入浴はストレスがかかると言いましたが、ストレスは当然健康に悪影響を与えます。
ストレスをかけることにメリットは全くありません。
ハリネズミの入浴方法
夜露
エリーナ
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入浴前の準備
まず、入浴前に準備をしっかりとしましょう。
多くの場合は洗面台や桶で入浴させると思いますが、ハリネズミが舐める可能性がありますので、しっかり綺麗にしておく必要があります。
除菌もして汚れも落とし、洗剤は確実に洗い流してください。
次にお湯の準備ですが、お湯は熱いのは絶対NGです。
汚れを落とす目的なので冷たいのもダメです。
汚れがしっかり落ちるて、かかるストレスも少ないぬるま湯ぐらいがベストです。
水位はハリネズミの足が浸かるぐらいまでです。
顔まで到達するような水位は絶対にダメです。
足の汚れを落とす目的なので、水位は足が隠れる程度で十分です。
お湯の準備ができたら、あとはハリネズミを拭くタオルを準備すればOKです。
入浴のさせ方
まずは、ゆっくり足をお湯に浸けてあげます。
その時に嫌がって暴れるなら適正なしとして諦める方が良いです。
大丈夫そうならそっと降ろしてあげましょう。
2分から長くても5分ぐらいの間自由に歩かせます。
その間に汚れは取れていくはずです。
お風呂から出たがったらすぐに出してあげてください。
それで汚れが取れなかったとしても、既に汚れはお湯で浮き上がっていると思いますので、タオルでそっと拭き取ってあげましょう。
入浴の延長はストレスになるだけなのでやめてあげてください。
入浴後の対応
お風呂からハリネズミを出したら用意していたタオルで足の水気を拭きとります。
そのままにしておくと風邪をひいてしまいます。
水気を拭きとったら終了ですが、次は背中の汚れも気になると思います。
そのような時は針が引っかからない素材の布にぬるま湯を染み込ませて絞ったうえで、背中を優しく拭いてあげると良いです。
それだけで背中の汚れも落ちます。
背中をびしょ濡れにさせるのはダメなので、絞ったタオルで優しく拭いてください。
入浴に関する注意事項まとめ
- お湯はぬるま湯
- 水位は足が浸かるまで(顔が濡れるのはNG)
- 嫌がったら即終了(ハリネズミの意思を優先)
- 背中の汚れはぬるま湯を絞った、針の引っかからないタオルで優しく
- 水気は最後に全て拭き取る
- ドライヤーは使わない
まとめ
以上がハリネズミの入浴方法です。
どうしても入れたいという人は絶対にこのルールを守ってください。
泳がせたり、顔まで水に浸けるのは絶対ダメです。
ハリネズミは玩具ではありません。
大事な家族として、ハリネズミの気持ちを考えてあげてください。
夜露
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