水槽?ケージ?ハリネズミ飼育に最適なのはどっち!?

ハリネズミの飼育容器は水槽かケージのどちらかです。

どちらも一長一短ですが、それぞれのメリットデメリットは知っているでしょうか?

今回は水槽とケージ、それぞれのメリットデメリットを解説します。

ハリネズミ飼育に最適なのは……?

夜露

ハリネズミの飼育容器は水槽とケージ、どちらが良いでしょうか?
どちらも良い点、悪い点があるから難しいのよね・・・

エリーナ

夜露

水槽は通気性が悪いけど保温性能が高くて、ケージは通気性に優れているけど保温性は絶望的・・・。みたいな感じでしょうか?
そういうことよ。水槽とケージは正反対の存在なのよ

エリーナ

夜露

ハリネズミ飼育に通気性は大事ですが、寒さに弱いので保温性能も大事ですよね・・・
両方のメリットとデメリットを理解して、各々の飼育環境や生活環境を踏まえて選ぶのが大事よ

エリーナ

 

「水槽」について

メリット

保温性が抜群

水槽の最大のメリットは保温性が抜群に良いという点です。

ハリネズミは低温に弱い生き物なので、保温性の高さはとても重要です。

特に冬場は「暖突」のような暖房器具を使っても適正温度に届かないことが多いので、そのような時に保温性の高さが活きてきます。

低温は危険!
ハリネズミは気温が20度以下になると冬眠のリスクが発生します。

冬眠すると多くの場合はそのまま亡くなってしまいます。

そのため、ケージ温度は20度以上を維持するように心がけましょう。

 

騒音を軽減

ハリネズミは憶病なので騒音が苦手です。

水槽は全面をガラスが覆っていることもあり、音の多くをブロックしてくれます。

ハリネズミにとっては静かな環境で過ごせて快適かもしれません。

 

観察しやすい

水槽は全面ガラス張りなので、前後左右好きな所から観察できます。

ハリネズミは触れ合い型ペットというよりも、観察型ペットなので観察しやすいのは大きなメリットだと思います。

しっかりと細かくあらゆる方向から観察できるのは水槽ならではのメリットです。

 

デメリット

通気性が悪い

水槽は保温性抜群ですが、逆に言えば通気性がすごく悪いということです。

冬は大丈夫ですが、夏は通気性が悪いと蒸し焼きになってしまいます。

ハリネズミは高温にも弱いので、あまりにも暑いと最悪死んでしまいます。

 

夏は30度を超える日が普通にあります。

そのうえ、通気性の悪い水槽を使えばどこまで気温が上がるのか・・・。

想像するだけで恐ろしいです。

高温に注意!
ハリネズミは30度以上で夏眠のリスクが発生します。

夏眠すると最悪の場合そのまま死んでしまいます。

ケージ温度が30度以下になるように努めましょう。

割れやすい

水槽はガラス張りかアクリル張りがほとんどだです。

ハリネズミ飼育ではアクリル水槽が使われることもありますが、よく観察したいと考えて透明度の高いガラス水槽を選ぶ人も少なくありません。

ガラス水槽は少しぶつけたり落したりすれば簡単に割れてしまいます。

水槽を洗う時にも割れないように細心の注意を払う必要があります。

 

掃除がしにくい

水槽は上しか手を入れられる場所がありません。

そのため、底材を入れ替えるのも一苦労です。

ケージは横から手を入れられるため作業も容易ですが、水槽は上からしか手を入れられないので色々と不便を感じます。

また、ハリネズミは上からアクションされるのを嫌がるため、お世話しにくいです。

 

どんな人に向いてる?

水槽は温度や湿度をエアコンで管理できる人にはピッタリです。

観察をしやすいので、触れ合いよりも観察を重視したい人にもお勧めです。

 

夏場の高温にだけ気を付けてあげれば、割れやすさや掃除のしにくさは工夫次第でなんとでもなりますので、温度を確実に管理できるという人にはとてもお勧めです。

北海道や東北のように寒いところに住んでいる人は水槽と相性抜群です。

 

「ケージ」について

メリット

通気性抜群

ケージは柵で囲まれてるから通気性抜群です。

通気性が良いということは夏場の高温に強いということです。

もちろん、完全に冷房なしで夏を超えられるわけではないですが、水槽よりも遥かに楽に超えられるのは間違いありません。

 

掃除や触れ合いをしやすい

ケージは基本的に横から手を入れることができます。

そのため、お世話をしたり、掃除をしたり、触れ合ったりがしやすいです。

 

また、ケージは丸洗いが容易なので、衛生面でも優れています。

柵の部分と床の部分を分離できるのも嬉しいポイントです。

 

軽い

ケージは水槽に比べて格段に軽いです。

大きいので持ちにくいですが、軽いので片手で簡単に持てます。

そのため、移動や清掃が簡単にできます。

 

デメリット

保温性が皆無

通気性抜群のケージですが、裏を返せば保温性が皆無ということです。

そのため、冬場はしっかりと暖めてあげる必要があります。

ハリネズミ飼育には暖突という暖房器具が使われることが多いですが、ケージだと暖めても暖めてもすぐに冷やされてしまい、真冬は暖突だけでは暖めきれないこともあります。

暖突の他にパネルヒーターなどを敷く必要があります。

 

騒音に弱い

ケージは壁と呼べる物がないので、音が防がれずに直接ハリネズミに届きます。

ハリネズミは騒音が苦手なので、テレビの音や話し声に注意する必要があります。

あまり騒がしい生活をしていない人は問題ありませんが、騒ぐタイプの人はケージとの相性は良いとは言えません。

 

観察がしにくい

ケージは水槽に比べて観察がしにくいという弱点があります。

水槽はガラス張りなのでどこから見ても綺麗に見ることができますが、ケージは柵越しにしか見ることができません。

じっくり観察したい時や撮影したい時に柵が邪魔に感じることがあります。

 

どんな人に向いてる?

清掃を楽にしたい人にケージはお勧めです。

また、ハリネズミとコミュニケーションを取りたい人もケージの方が向いています。

ケージだと柵越しにミルワームを手渡しであげたりすることができます。

通気性や保温性を考えると、暖かいところに住んでいる人と相性が抜群です。

 

まとめ

水槽とケージ、双方のメリットデメリットは以上です。

観察重視の人は水槽を、触れ合い重視や取り回し重視ならケージを選びましょう。

 

ただ、エアコンで温度管理ができるのであれば気温は関係ないですし、夏はケージ、冬は水槽のように使い分けることもできるので、そんなに意識する必要はないかもしれません。

最終的には自分の生活環境や飼育目的に基づいて決めると良いと思います。

メリットデメリットを踏まえたうえで、自分が良いと思う方を選びましょう。

 

夜露

見比べてみたら、私は水槽が良いと思いました。洗うのは大変ですけど、ガラス越しに自然体のハリネズミを観察できるのは魅力的です
水槽は上から手を入れるしかないから、先に呼び掛けて「今から触るよ」って合図してあげるようにすると良いわよ

エリーナ

夜露

勉強になります。でも、ケージはケージで良いですよね
そうね。清掃や持ち運びが容易なのは大きなメリットだと思うわ

エリーナ

夜露

やっぱり一長一短ですね