ハリネズミの飼育ケージの清掃は必要な事ではありますが、清掃に集中するあまりハリネズミの気持ちを無視してしまい、ストレスを与えてしまうことがあります。
清掃に慣れるまでは一生懸命になりすぎて、ハリネズミにまで意識が回らないので仕方がないといえば仕方がないのですが・・・。
しかし、清掃に集中しすぎてハリネズミにストレスを与えると嫌われてしまいますし、一生懸命清掃したのにハリネズミに嫌われるのは飼い主的にはとても悲しいと思います。
そこで今回は飼育ケージの清掃時に注意すべきポイントを3つ紹介します。
注意すべき3つのポイント
夜露
エリーナ
夜露
エリーナ
時間帯
ハリネズミは夜行性の生き物なので、昼間の清掃は嫌がる子が多いです。
夜の方がスムーズかつハリネズミへのストレスを最小限にして掃除ができます。
餌皿や水皿の清掃ぐらいでしたら昼でも変わりませんが。
床材やハウスなどの大きな物の清掃は夜する方がハリネズミのストレスになりませんし、飼い主もハリネズミの機嫌が比較的良いのでゆっくり落ち着いて作業することができます。
ハリネズミの起きている時間帯に清掃するのがポイントで、寝ている時に無理矢理清掃しようとすると不機嫌になってしまう場合も多いです。
ハリネズミの睡眠は邪魔しないように気を付けましょう。
睡眠を邪魔すると機嫌が一気に悪くなります。
ハウスの清掃
ハウスはハリネズミにとって数少ない安住の地です。
そのため、ハウスに変な匂いをつけたり、強引にハリネズミを引きずり出すのは厳禁。
そのようなことをすれば永遠にハウスを使ってくれなくなる可能性もあります。
このミスの事例は結構あります。
とにかくハウスの掃除は慎重に行う必要があると思ってください。
匂いの強い洗剤などの使用はもちろんダメです。
洗剤を使うなら匂いも成分も残らないように綺麗に洗い流してください。
ハリネズミがハウスにいる時は、ハウスにもハリネズミにも触れないようにします。
掃除をする時であってもハウスの取り扱いは慎重に行うようにしましょう。
水滴や落下物
意外に盲点なのが水滴や落下物に関することです。
ケージの上に濡れたものを置き、水滴が垂れてハリネズミにあたると驚いてしまいます。
そして一気に警戒モードに突入し、ストレスをかけてしまうことがあります。
水滴なら怒って不機嫌になるぐらいで済みますが、飼育用品のパーツが落ちてハリネズミにあたったら最悪です。
驚かしてしまうだけでなく、怪我をさせてしまうこともあります。
このような事態を避けるために、水滴や落下物が発生しないよう注意する必要があります。
もし失敗した時には……
夜露
エリーナ
どれだけ気を付けていても失敗してしまうことはあります。
失敗してストレスを与えてしまった時は、過度に構わずそっとしておいてあげます。
ミルワームなど好物を入れて、そっとしておいてあげれば機嫌はそのうち直ります。
何かをぶつけてしまった時には怪我をしていないかだけ確認し、あとは放置が一番です。
いずれ気持ちを切り替えていつも通りの姿を見せてくれると思います。
まとめ
清掃時の注意事項は以上です。
特に水滴は意識してほしいポイントです。
ホイールや餌皿、水皿は水滴がつきやすいので、ケージの上に置くときはハリネズミに水滴が落ちないように注意してあげる必要があります。
ケージの清掃は大事ですが、ハリネズミを傷つけないことにも意識を向けましょう。
夜露
エリーナ
夜露
エリーナ
夜露