今は元気なハリネズミとも、いつかは必ずお別れの日が来ます。
目をそむけたくなる事実ですが、最後に大変な思いをしないように、ハリネズミとのお別れの日は想定しておく必要があります。
今回はそんな日が来ても焦らないように、適切な埋葬方法を3つ紹介します。
埋葬方法を3つ紹介
夜露
エリーナ
夜露
エリーナ
夜露
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土葬
手軽にできる埋葬の代表格は「土葬」です。
子どもの頃、金魚などが死んでしまった時に土葬を行った人も多いと思います。
土葬というのは、その名の通り土に埋めてあげる埋葬方法です。
土葬のメリットは以下の3つです。
- コストがかからない
- 庭に埋めれば身近にいられる
- すぐ行える
簡単にできる土葬ですが、浅く埋めすぎると野良猫に掘り返されてしまいますし、大雨で亡骸が露出してしまうこともあるので、意外と工夫が必要です。
土葬して良いのは自分の土地だけです。
間違っても公園や河原、借家の庭なんかで土葬しないようにしましょう。
ハリネズミが悲しみますし、管理人さんやオーナーさんに迷惑がかかります。
火葬
最も一般的に行われているのは「火葬」です。
火葬は基本的には自分でするのではなく、専門の火葬業者に依頼して行います。
コストは3万円から5万円ぐらいが相場です。
業者ごとにオプションや特徴があるので自分に合ったところを探しましょう。
自宅まで焼きに来てくれる業者もあれば、火葬場の大きな設備で火葬する業者、遺灰をキーホルダーに入れてくれる業者、遺灰を海に撒いてくれる業者と、色々選べます。
このように特色があるので、ハリネズミが亡くなる前に業者を決めておく方が良いです。
亡くなってから業者を探していたら業者を選ぶ余裕なんてなくなります。
廃棄
最後に紹介するのは「廃棄」する方法です。
廃棄というのは燃えるゴミとして捨てるということです。
土葬場所はないが火葬ができるお金もないという人はこの方法を採りましょう。
ただ、いざとなったら今まで大事に飼ってきたハリネズミをゴミに出すなんて出来ないという人も多く、結局別の方法を採ることも・・・。
もし廃棄する場合は、住んでいる自治体のルールに従ってするようにしましょう。
また、ゴミとして出した後、猫やカラスに襲われないように気を付けてください。
公園や河原に埋めるのは違法
夜露
エリーナ
夜露
エリーナ
火葬をするにはお金がかかるから避けたいし、廃棄は心苦しいからしたくない。
でも土葬をできるような場所もないという人は少なくありません。
その結果、公園や河原に埋めちゃう人が一定数います。
前述したように、これは絶対ダメなことです。
土葬を私有地以外でしてはいけない法律上の理由として、自分の土地以外で土葬するのは不法投棄という立派な犯罪行為に該当するからというのがあります。
飼育者のモラル上の理由としては、ハリネズミの場合はあまり問題ないかもしれませんが、生き物の中には土葬するだけで土を汚染してしまったり、遺体を食べた生き物を介して病気が広まったりすることがあるからです。
亡骸が傷つけられるのは悲しいですし、生態系を破壊したり、環境を汚染してしまうのも悲しいことだと思います。
大事に飼育してきたハリネズミですから、最後まで愛情を持って接してあげてください。
ルールを守ることが、ハリネズミにとっても飼い主にとっても良いことです。
まとめ
代表的な埋葬方法をいくつか紹介しました。
何度も言うように、ハリネズミが亡くなる前に埋葬方法を決めておくのは大事です。
そうすることで慌てずに対処できますし、ハリネズミの亡骸が痛む前に適切な処理をしてあげられるからです。
夜露
エリーナ
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