ハリネズミは防御特化の生き物で本来は攻撃的な性格ではありません。
しかし、ハリネズミを飼育していると噛みつかれる場面が少なからずあります。
また、噛み癖がついてしまうハリネズミも少なくありません。
噛み癖がつくと、掃除や餌の取り換えだけでも噛みついてきたりします。
そうなると幸せなハリネズミライフを過ごすのは難しくなります。
そこで今回はハリネズミの噛み癖を防止する方法を3つ紹介します。
ハリネズミの噛み癖を防止する3つの方法
夜露
エリーナ
夜露
エリーナ
手の匂いをリセットする
ハリネズミの嗅覚が優れているのはご存じの通りです。
そのため、素手で餌やおやつを与えていると、手の匂いを食べ物の匂いと勘違いしてしまうことがあります。
そうなると手の匂いを感じた時に、とっさに噛みついてしまいます。
これを避けるために、餌やおやつを触ったら手を洗うようにしましょう。
そうして手の匂いと食べ物の匂いは違うと理解させます。
上手くイメージを変えることに成功すれば、手に噛みついてくることはなくなります。
驚かせない
ハリネズミは恐怖を感じた時に噛みついてくることがあります。
そのため、急に触ったり機嫌が悪い時に無理矢理触ると噛みつかれます。
触る時に驚かせないようにすることで噛まれるリスクを避けられます。
また、手を怖いと思っている子も噛みつきがちです。
そういう子は少しずつ手に慣らすところから始める必要があります。
噛みつかれた時に勢いよく手を引くと、それに驚きさらに強く噛みます。
噛まれた時は我慢して放してくれるのを待ちましょう。
我慢していればハリネズミが自分から放してくれます。
我慢することで徐々に手を無害のもの、怖くないものと認識してくれます。
認識が変化すると噛まれなくなることが多いです。
ただ、本当に痛い時や血が出た時などは我慢しないようにした方が良いです。
不安要素を取り除く
ハリネズミは不安な時に身を守るために噛みつくことがあります。
怪我や病気の時、環境が変わって警戒している時、妊娠している時などが代表的です。
これらの時は噛みつくことが多くなります。
今まで噛みついてこなかったのに急に噛みついてくるようになった時は、何らかのトラブルが発生している可能性が高いので、慎重に観察してあげてください。
言葉で訴えられないハリネズミが発してくれた病気や怪我の合図かもしれません。
不安要素を取り除いてあげれば自然と噛まなくなっていきます。
まとめ
以上が噛み癖の防止方法です。
いずれにしても地道な努力が必要です。
一度噛み癖がつくとなかなか治らないので、噛み癖がつかないように気を付けましょう。
根気よく取り組めば、いずれは飼い主の存在に慣れて噛まなると思います。
今まで噛んでいなかったのに噛むようになった時は、病気や怪我の合図かもしれません。
少しでも異変を感じたら、ハリネズミにトラブルが発生していないか診てあげましょう。
夜露
エリーナ
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