水槽?ケージ?ハリネズミ飼育に最適なのはどっち!?

水槽?ケージ?ハリネズミ飼育に最適なのはどっち!?

ハリネズミを飼育するのに使う飼育施設は主に「水槽」か「ケージ」のどちらかだよ。

どちらも一長一短があるんだけど、意外にそれぞれのメリットデメリットを理解している人は少ないんだ。

そこで今回は「水槽」と「ケージ」それぞれのメリットデメリットを教えるね!

 

ハリネズミ飼育に最適なのは……?

夜露
ハリネズミを飼育する上で、飼育施設は「水槽」と「ケージ」どちらが良いのでしょうか?

 

ハリ子
どちらが良いかと聞かれると難しいね……。どちらも良い点悪い点が存在するからね

 

夜露
例えば……?

 

ハリ子
「水槽」は通気性が悪い!けれど保温効果は抜群!!一方で、「ケージ」は通気性が良い!けれど保温効果は全然ダメ……。こんな風に「水槽」と「ケージ」は正反対の存在なんだ

 

夜露
確かにハリネズミ飼育には通気性は大事ですけど、寒さに弱いから保温性能も大事ですよね……

 

ハリ子
そうなんだよね。だからどちらが良いかは飼い主次第なんだよ

 

夜露
もしハリ子さんが誰かにお勧めするならどちらにしますか?

 

ハリ子
あたしが誰かに勧めるなら、両方のメリットデメリットを紹介して、飼い主さんの飼育環境や生活環境を踏まえたうえでお勧めするかな

 

夜露
親切ですね……。もしよければ私にも「水槽」と「ケージ」双方のメリットを教えてもらえますか?

 

ハリ子
もちろんだよ!比較してどちらが良いのか考えてみて

 

「水槽」

メリット

1.保温性が抜群

「水槽」の最大のメリットは保温性が抜群に良いという点だね。

ハリネズミは低温にとても弱い生き物だから保温性の高さというのはとても重要なんだよ。

特に冬場は「暖突」のような暖房器具を使っても規定温度に届かないことが多いからね……。

そんな時に保温性の高さが活きてくるんだよ。

ハリネズミは温度が20度以下になると「冬眠」のリスクが発生するよ。

「冬眠」をすると多くの場合はそのまま死んでしまうんだよ。

だから絶対に20度、どれだけ下がっても15度以下にしてはいけないよ!!

 

2.騒音を軽減

ハリネズミは騒音にも弱いんだ。

静かな環境を好む生き物だからね。

「水槽」は全面をガラスが覆っていることもあり、音の多くをブロックしてくれるんだよ。

ハリネズミにとっては静かな環境で過ごせるから嬉しいと思うよ。

 

3.観察しやすい

「水槽」は当然全面ガラス張りだから、前後左右好きな所から観察できるんだよね。

ハリネズミは触れ合い型ペットというよりも、観察型ペットだから観察のしやすさは重要だよ。

しっかりと細かくあらゆる方向から観察できるのは「水槽」ならではのメリットだね。

 

デメリット

1.通気性が悪い

「水槽」は保温性抜群だけど、逆に言えば通気性がすごく悪いということなんだ。

冬は大丈夫だけど、夏のように湿度が高い中で通気性が悪いと蒸し焼きになっちゃうよ……。

ハリネズミは高温にも弱いからあまりにも暑いと最悪死んじゃうんだ……。

夏なんて「水槽」でなくても30度を超えるのに、「水槽」だとどこまで上がるのか、想像するだけで恐ろしいよ。

ハリネズミは30度以上で「夏眠」のリスクが発生するよ。

「夏眠」をすると最悪の場合、そのまま目を覚まさず死んでしまうんだ。

出来るだけ真夏でも温度は30度以下に抑えてあげるよう努力してあげてね。

 

2.割れやすい

「水槽」はガラス張りかアクリル張りがほとんどだよね。

ハリネズミ飼育では「アクリル水槽」が使われることもあるけど、やっぱりよく観察したいと考えて透明度の高い「ガラス水槽」を選ぶ人が多いんだ。

「ガラス水槽」はガラスでできているから少しぶつけたり、落とせば簡単に割れちゃうんだよね……。

「水槽」を洗う時にも割れないように細心の注意を払う必要があって少し疲れるよ……。

 

3.掃除がしにくい

「水槽」は当たり前だけど、上しか手を入れられる場所がないよね?

だから底材を入れ替えたりするだけでもすごくやりにくいんだよね。

「ケージ」は横から手を入れられるから作業しやすいんだけど、「水槽」は上からしか入れられないから色々と不便だよ。

しかもハリネズミは上から見られたり、触られたりするのを嫌がるからお世話しにくいんだよね……。

 

どんな人に向いてる?

「水槽」は温度や湿度を冷房で管理出来る人にはピッタリだよ!

観察もしやすいから、触れ合いよりも観察を重視したい人にもお勧めだね。

夏場の高温にだけ気を付けてあげれば、割れやすさや掃除のしにくさは工夫次第でなんとでもなるから、絶対に温度を調整できるという人には水槽はかなりお勧めなんだ。

北海道や東北のように寒いところに住んでいる人は「水槽」と相性抜群だよ!!

 

「ケージ」

メリット

1.通気性抜群

「ケージ」は柵で囲まれてるから通気性抜群だよ!

通気性が良いということは夏場の高温に強いということなんだ。

もちろん完全に冷房なしで夏を超えられるわけではないけれど、「水槽」よりも遥かに楽に超えられるよ。

 

2.掃除や触れ合いをしやすい

「ケージ」は基本的に横から手を入れることが出来るんだよ。

しかも柵の部分と受け皿の部分を分離できる物がほとんどなんだ。

だからお世話をしたり、掃除をしたり、触れ合ったりがとってもしやすいよ!

それに「ケージ」の丸洗いが容易だから、衛生面でも優れているね。

 

3.軽い

「ケージ」は水槽に比べて格段に軽いよ。

大きいから持ちにくいけれど、重さだけで言えば片手で簡単に持てるぐらいなんだ。

だから移動させたり、洗ったりすることが簡単にできるんだよ。

 

デメリット

1.保温性が皆無

通気性抜群の「ケージ」だけど、裏を返せば保温性が皆無ということなんだ。

だから冬場はしっかりと暖めてあげないと、最悪ハリネズミが死んじゃうよ。

ハリネズミ飼育には暖突という暖房器具が使われることが多いけど、「ケージ」だと暖めても暖めても、すぐに冷やされちゃうから、真冬なんかは暖突だけじゃ暖めきれないこともあるんだよ……。

だから暖突の他に、パネルヒーターなんかを敷く必要がある場合が多いね。

 

2.騒音に弱い

「ケージ」は壁と呼べる物がないから、音が防がれることなく直接ハリネズミに届くんだ。

ハリネズミは騒音が大嫌いだから、テレビの音や話し声に注意する必要があるよ。

ハリネズミのために一部屋取れるとか、あまり騒がしい生活をしていないなら問題ないけれど、1Rで騒ぐタイプの人は「ケージ」との相性が悪いね……。

 

3.観察がしにくい

「ケージ」は「水槽」と比べて観察がしにくいという弱点があるんだよ。

「水槽」はガラス張りだからどこから見ても綺麗に見ることが出来るけど、「ケージ」は柵越しにしか見ることが出来ないんだよね……。

じっくり観察したい時に少し柵が邪魔に感じることがあるよ。

 

どんな人に向いてる?

あまり力がない人や静かな生活を好む人、一部屋開いている人なんかに「ケージ」はお勧めだね。

ハリネズミとコミュニケーションをたくさん取りたい人も「ケージ」の方が良いんじゃないかな?

「ケージ」だと柵越しにミルワームを手渡しであげたり、ミルワームをおねだりしに来る姿を楽しめるよ。

通気性や保温性を考えると、沖縄や九州なんかの暖かいところに住んでいる人との相性は抜群だね!

 

まとめ

「水槽」と「ケージ」双方のメリットデメリットは分かったかな?

「観察重視・寒い地域在住」の人は「水槽」

「触れ合い重視・暑い地域在住」の人は「ケージ」

基本的なイメージはこんな感じだよ。

 

でも、エアコンで温度管理が出来るなら暑い寒いは関係ないし、夏は「ケージ」冬は「水槽」のように使い分けることもできるから、そんなに意識する必要はないかもね。

結局は自分の生活環境に基づいて決めると良いと思うよ。

メリットデメリットを踏まえたうえで、自分が良いと思う方を選ぶのが一番だよ!

 

ハリ子
だいたいこんな感じだけどどうだった?

 

夜露
メリットもデメリットもよく分かりました

 

ハリ子
夜露はどちらが良いと思ったのかな?

 

夜露
私は「水槽派」ですね。触れ合いも出来ないわけではないし、水槽を洗うのは大変ですけど、やっぱり綺麗なガラス越しに自然体のハリネズミを観察できる魅力は大きいです!

 

ハリ子
なるほど。「水槽」は上から手を入れるからハリネズミが怖がるけど、先に呼びかけてあげたりして、「今から触るよ」って合図すれば問題ないことも多いもんね

 

夜露
はい!最初こそ怖がっていましたけど、呼びかけて触るようにしたらいつの間にか大丈夫になっていました

 

ハリ子
最初さえ上手くいけば「水槽」の問題は温度管理だけだからなかなか良いよね

 

夜露
そうなんですよ!でもペットを初めて飼う場合は「ケージ」の方が良いような気もします……

 

ハリ子
「ケージ」は清掃や持ち運び、温度管理の点で「水槽」よりも良いからね。特に初めてペットを飼うとハリネズミを触るのが怖かったりして、大事な「最初」が上手くいかないこともあるからね……

 

夜露
やっぱり「水槽」も「ケージ」も一長一短ですね

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